奔競する者を挙げてはならない [マネジメント・人間学]
安岡正篤:人間学より。
・およそ人を挙げるのは、退を好む者(浪人したがる者)がよい。退を好む者は康謹にして恥を知る。もしこれを挙用すれば、忠節ますます堅くして失敗はないであろう。 ・奔競する者を挙げてはならない。人と出世を競って奔り廻る者はよく己を曲げて事え、媚び諂い、人に知られようとする。もしこれを挙用すれば、必ず才に矜り、利を好み、推薦者に累を及ぼすことが少なくない。その者自身、勝手に奔競するから、別にこちらから挙用する必要はない。 ・意中、人有り:推挙できる人物をいつも心の中に秘めている。優れた人物は交友もまた優れている
安岡正篤講演録 (事業と人物 いかに人物を錬るか) [DVD]
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- メディア: DVD
2015-08-31 23:50
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