常に心の平衡を失わないとは [マネジメント・人間学]
あらゆる階級を通じて、目だって気高い人は誰か。どんな長所を持っていても、常に心の平衡を失わない人だ Byゲーテ
「常に心の平衡を失わない」非常に難しいことです。
禅語では「平常心」という言葉があり、宋代の禅匠、趙州和尚と師の南泉普願禅師の問答に由来するそうです。
引用先:http://www.jyofukuji.com/10zengo/2001/06zengo.htm
趙州問う「如何なるか是道」
南泉曰く「平常心是道」
揺れ動く自分のその心そのものが我が心のそのときの真実の心であり、さまざまな状況、状態に応じて変化し現れるのが、人の心であり人間としての自然の姿である。 緊張すべきときに無理に平常心を作ろうとか、落ち着こうとあせる心を起すときに不自然な心が働き、かえって変調をきたす。このままじゃいけない、何とか落ち着こう、泰然としていようとすればするほど緊張は高まり、不安になることも少なくない。むしろ上がり緊張している我が心こそ、今の自分の真実の姿であり、ありのままの心なんだ、ということを素直に認め受け入れることである。 ありのままの心、ありのままの姿を認め受け入れるとき、そこには自らが否定し、排除しようとした自分の心はなくなり、障りとする緊張感はなく平生の平常心があるのみとなる。
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- 作者: 五島 史行
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2014/01/15
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2016-12-23 13:32
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