豊臣秀吉チームをDiSC分析 [マネジメント・人間学]
天下を統一した秀吉チームをDiSC分析
【織田家加入~美濃侵攻】
秀吉=influencing=感化、Dominance=主導
秀長=Steadiness、Stable=安定
ねね=S
川並衆など=CS
秀吉は様々なアイデアを駆使し(I)また自ら先頭に立ち実行していく(D)。墨俣、美濃の豪族の調略など。それを支えていたのがSの秀長。これがCであれば破竹の勢いであった秀吉についていくことはできなかったのではないか。ねねの存在も大きい。
【城持ち~中国攻め】
羽柴秀吉=influencing=感化、Dominance=主導
羽柴秀長・ねね=Steadiness、Stable=安定
黒田官兵衛=I
その他武将=CやS?
秀吉は北陸征伐に際し柴田勝家に協力しないなど、Dのレベルがどんどん高くなってくる。同僚への攻撃が強くなる。秀長はさらにSを強くし秀吉軍の要となっていく。
【天下統一後~】
豊臣秀吉=influencing=感化、Dominance=主導
石田三成=DC
福島、清正など=D?
※家康=S
秀長の死去と淀姫の台頭によるねねの失脚は豊臣家の要であったSの重鎮を失うという大きな痛手となった。また上下を明確にしないDの重複はチームに大きなマイナスをもたらす。相性が悪いSの家康に福島正則・加藤清正がついたことを考えるとDの重複は最も避けなければならないことなのであろう。
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2009-12-09 00:26
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