あきらめない!目の前の仕事に地道に邁進する

野田財務大臣が民主党の新代表に選出。野田氏はグループの領袖でありながら、ポストをなかなか得ることができずにいた。政権交代時にはリーダークラスの中で唯一閣僚になれず、グループも冷遇。
2008年の代表選では出馬できず、馬淵氏と松本氏が離反。

しかし、政権交代時に着任した財務副大臣を黙々とこなし、菅政権時に財務大臣に昇格。チャンスがめぐってきた。副大臣はおもしろくなかったはずだが、ここを我慢したことが野田氏の器の大きさを示しているし、菅氏および党内の評価を得ることにつながったのではないか。財務大臣になれなければ、花斉会は空中分解の可能性もあった。

グループの領袖である続けることができた
・駅前辻説法:早朝よりワンポイントで政策をまとめた「かわら版」を配り、通勤する人々に政策を訴える活動をに財務相就任前日まで24年間継続
・演説の上手さ:その風貌と相まって「ドスンパンチ」と呼ばれるほどの迫力がある。今日の演説も上手だった。
・性格:温厚。礼儀正しい


民主の敵―政権交代に大義あり (新潮新書)

  • 作者: 野田 佳彦
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  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 新書



国家機能を立て直す

  • 作者: 野田 佳彦
  • 出版社/メーカー: ファーストプレス
  • 発売日: 2009/04/24
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