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横浜DeNAベイスターズ 2011選手総括 [マネジメント・人間学]

横浜DeNAベイスターズ 2011選手総括

下記サイトからの引用です。わかりやすい。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tadanoybfan/article/69

22 高崎健太郎
勝:5 敗:15 防御率:3.45 (リーグ14位)

ダントツ最下位の横浜であったが今年のMVPといっていいだろう。プロ人生初めて年間ローテーションを守り切った。シーズン序盤は計算できるピッチャーがほぼ高崎一人というなかよくめげずに頑張ったと思う。後半は前半戦からの疲労が溜まってきたのか打たれる場面が目立ったが、今年のこの経験は来年再来年以降役立つものであったと思う。


11 山口俊
(試)59 勝:2 敗:6 S:34 防御率:2.49

こちらも隼MVP級の活躍だったといえよう。ただセーブがついた場面でも三者凡退が少なく「山口劇場」と呼ばれるほどはらはらさせられた。しかも金泰均や長野に逆転ホームランを打たれるなど印象も悪い。でも年間通してストッパーの座を守り抜いたことや最下位のチームにして34Sを上げたことは素直に評価すべきである。来年は先発再挑戦なんかも面白いと思う(先発の特性もあるかもしれない)。


18 三浦大輔
勝:5 敗:6 防御率:2.91

シーズン序盤こそ今年で三浦は終わりかと思わせるようなピッチングだったが、後半戦は黒羽根との相性がよかったのか巻き返す。後半戦に三浦の球を受けた黒羽根いわく「シーズン当初とはまるで別人」だったそうなので巻き返しの詳細は不明。今年は不本意のシーズンであったかとは思うが、来年こそは「横浜の三浦ここにあり」というピッチングをしてほしい。


14 小林太志
勝:4 敗:3 防御率:3.47

こちらも三浦同様に後半戦からいい投球を見せ始めた。後半戦で安定したピッチングを見せていたようだがそれは実際カープ戦が多かった。試合の序盤で四球を絡めて自滅という例年おきまりのピッチングが影をひそめたことは大きい。阪神、巨人、ヤクルト相手には今年一試合ずつしか投げていないので来年以降どういうピッチングをするか分からないが、今年の終盤のピッチングを見る限りコバフトの復活を期待できそう。


17 清水直行
勝:2 敗:4 防御率:4.62

今季は古傷の左膝痛が悪化して最終的には手術するまでに至った。シーズン途中に一軍に復帰したときは期待を抱かせてもらったが一年間まともに活躍できなかったことは残念。ただ今年2勝しかあげていないがその2勝はさすが清水と思わせるようなピッチングであった。今年の11月で36歳となるが来年以降もまだ元気に一軍で投げる清水を見たい。

65 国吉佑樹
勝:1 敗:4 防御率:2.30

後半戦彗星のごとく現れた将来のエース候補。登板した試合はほとんどがQSを記録しており来季はチームの柱となることが期待される。一軍上がりたての頃は初回に四球を出して苦しむような展開が多かったように思うが、投げていくにつれてその心配もなくなっていった。公式戦最終戦にピンチで高橋由を三振に打ち取ったときは鳥肌が立った。

21 加賀美希昇
勝:1 敗:0 防御率:1.50

肘の手術により今シーズンは丸々棒に振ったような形となったが、シーズン終盤の阪神戦(甲子園)で見事一軍でプロ初勝利を挙げる。この試合は私自身見ていないので何とも言えないのだが、来年以降に十分期待を抱かせるような内容だった。潜在能力に関してはドラ一の須田以上であると思っているので来年の先発争いに入ってきたら面白い。


12 小林寛
勝:0 敗:2 防御率:5.12(先発時;4.11)

今年はシーズン終盤で一軍で3試合だけ先発した。初先発の中日戦をテレビで見たときは衝撃を受けた。直球、変化球ともに良く相手打者を翻弄していた。二軍でも安定した成績を残しており実力は十分に一軍クラスと見た。今季無勝に終わったが来季は先発の柱として活躍する姿が見れるのではないか。


41 大原慎司
(試)71 勝:4 敗:1 防御率:3.05

シーズン序盤に二軍での活躍ぶりが認められ晴れて一軍昇格。それ以降は主に左のワンポイントとして71試合に登板。この記録は2リーグ制以降の新人の最多登板記録である。最初はワンポイントでの登板というのには違和感があったらしいが、見事にその役目を果たしてくれた。大原が居なければ落としていた試合というのは何試合もあるだろう。それだけ今年はいい仕事をしてくれた。来年以降は肩を壊さない程度に登板してほしい。

34 篠原貴行
(試)67 防御率:1.84

去年11点台の防御率だったので今年のこの活躍を予想していた人はほぼ皆無だったであろう。連続試合無失点記録の日本記録に並べなかったのは残念ではあったが、全盛期の活躍をしていたのは誰もが認めるところ。また彼の功績を語る上で「若手への影響」というのも見逃せない。特に大原などは勉強になることが多かったと語っている。若手への影響が絶大な篠原には来季も数字以上の戦力としてチームに貢献してほしい。


19 藤江均
(試)47 防御率:1.58

敵将落合すら唸らせた先発・藤江だったが今年はリリーフ一本。もったいない気もするがなかなか安定したピッチングができない藤江を生かすにはこの手がよかったのかもしれない。正直藤江にリリーフの特性があるのは見抜けなかった(何様のつもりでいってるだ!笑)。来季以降も強気のピッチングを売りにしてチーム内で浅尾的な存在となってくれたら嬉しい。


27 江尻慎太郎
(試)65 防御率:2.06

開幕当初からフル稼働。途中抹消こそあったもののほぼ年間通してリリーフを守り続けキャリアハイの成績を残した。開幕戦に見たときの江尻への信頼度と今とでは大きく異なることは明らか。来年は肩を壊さない程度に、試合数は少なくてもいいから正確性をよりいっそう磨いてほしい。


35 牛田茂樹
(試)45 防御率:3.69

去年は絶対的なセットアッパーとして君臨していただけに今年はやや物足りないなという印象。統一球に変わってフォークが落ちにくくなっていることも影響しているのではないか。とにかくいい時と悪い時がはっきりしていた。その波を小さくして安定したピッチングができるようになるかが今後のカギとなるだろう。

59 黒羽根利規
(試)45 打率:.175

シーズン後半で一軍に昇格し自慢の強肩をはじめ三浦との相性の良さをみせた。今ではベイスターズの正捕手と言っていいだろう。相川FAの後なかなか本命が現れなかったのだがやっと出てきたという感じである。
リードに関してはよく分からないが、黒羽根が正捕手になってからはそこまで大崩れする投手もでてはいないので悪くはないのではないか。課題は打撃になるのだが今年はチャンスで打ったりする場面が見受けられた。
リードを覚えることで打撃が向上した古田みたいなキャッチャーになってくれることを期待する。

25 村田修一
率.253 本:20(セ4位) 打点:70(セ6位) 得点圏打率.196(セ最下位)

全試合四番でスタメンというのは12球団唯一。本塁打の数と打点の数を見ればまあまあやったようにも思えるが得点圏での成績が致命的。得点圏打率は規定打席到達者の中で唯一の一割台を誇り得点圏での本塁打は0。今年は実に勝負弱いバッターだったと言わざるを得ない。
全力疾走をモットーにやっていたらしいが、そもそもそんな当たり前なことをわざわざ掲げている事態で恥ずべきである。一見チームの為にやっているようであったが、今オフのFAを見据えて優等生ぶっていたようにしか見えなかった。
今年の成績だけを見れば村田は不要かもしれない。でも個人的には今年村田がFA行使して残留した時、村田が本当にチームのことを考えて真のキャプテンとしてチームを良い方向へと導いてくれると思う。


8 筒香嘉智
率.241 本:8 打点:22

シーズン終盤に一軍登録されるとたちまち本塁打を量産。オープン戦の頃のひ弱な印象と比べると大分頼もしく成長してくれた。得点圏でも結構打っておりこれからも非常に楽しみ。来季村田が抜けたら代わりに4番を任される可能性は高いが、4番はまだ少し早いかなぁという印象。3番に入って「4番に回す」という気持ちを持っていた方が本人にとってもまだ楽であろう。ファームでは三塁、一軍では一塁を守っていたが、来季はどちらかに固定してもらいたい。その方が打撃に専念できるだろう。


2 渡辺直人
率.266 盗塁:7 得点圏打率.324(セ7位)

今年野手のMVPはおそらく彼であろう。盗塁の数が少なかったことはやや不満だがサインが出てなかったのだからしょうがない。楽天時代はチャンスに弱いバッターという印象だったが、横浜に来てからその印象は一変した。個人的には昔横浜にいた種田のようないやらしさを感じた。来季は3番や5番に入っても面白いかもしれない。ただその一方でゲッツーも結構多かったように思う。状況によって違うバッティングができるような選手になっていってほしい。


7 石川雄洋
率.260 盗塁:12(セ7位) 失策:13(セ4位)

全体的に去年の成績と比べると落ちている。特に盗塁の数は物足りない。石川の魅力の半分以上は足だと思っているので、石川の足を生かさなかった首脳陣は何を考えているのだろうか。今年の成績を見る限りだとただの失策メーカーと言われてもしょうがない。そもそもキャンプ当初から渡辺のポジションを変えてでもショートに固執したことが失敗の始まりだったと思う。スローイングが遅い石川はセカンドの方が向いているのかもしれない。あと藤田と平等に競わせるべきだったと思う。


23 藤田一也
率.304 得点圏打率.314

今年も実に可哀想な扱いを受けていた。誰がどう見てもスタメン級の活躍をしているのにベンチで暮らす日々が長かった。守備もうまく藤田のおかげで防げたランナーもかなり多かったように思う。私は石川ファンなのだが今年の成績を見ると藤田の方がスタメンで出るべきだったと思っている。来年のキャンプでは藤田、渡辺、石川が平等に競いあって二つの席を争ってほしい。


2011-11-08 23:58  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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