六正:組織を支える名臣とは [NO.2・番頭・社長室長]
六正
中国の唐の太宗の治世を記録した「貞観政要」。太宗は中国の三本の指に入る名君として有名です。「六正・六邪」があり「六正」は国を繁栄させる名臣と言えます。
「聖臣」きざしがまだ動かず、兆候もまた明確ではないのに、そこに明らかに存亡の危機を見てそれを未然に封じて主人を超然として尊栄の地位に立たせる
「良臣」とらわれぬ、わだかまりなき心で、善い行いの道に精通し、主人に礼と議を勉めさせすぐれた計りごとを進言し主人の美点をのばし、欠点を正しく救う
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「忠臣」朝は早く起き、夜は遅く寝て勤めに精励し、賢者の登用を進めることを怠らず、昔の立派な行いを説いて主人を励ます。
「智臣」事の成功・失敗を正確に予知し、早く危険を防いで救い、くいちがいを調整してその原因を除き災いを転じて福として主人に心配させないようにする
「貞臣」節度を守り、法を尊重し、高給は辞退し、賜物は人に譲り、生活は節倹を旨とする
「直臣」国家が混乱したとき、諂(へつら)わずにあえて峻厳な主人の顔をおかし 面前でその過失を述べて諌める
「正しい実力主義」「正しい日本的経営」があれば六正は自ずから出てくるはず!
2016-05-02 14:49
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