若手議員70名が党風一新の会を設立 [これからの日本]
若手議員70名が党風一新の会を設立
清和会の前身である福田派も同じような動きですからね。
・十日会(岸信介派)分裂
・福田赳夫を中心として党風刷新連盟結成
・佐藤栄作首相に勧められ、福田派へ
事実上の河野派ですね。
選挙での生き残りをかけ、若手も必死です。
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【自民総裁選「不要」論】党の「顔」として国政選挙に勝つ、それが首相になる条件だ! 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.119】
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自民党総裁選2021、総裁戦展望・予想④:最終決選投票を見据えた戦略 [これからの日本]
自民党総裁選2021、総裁戦展望・予想④:最終決選投票を見据えた戦略
1回目の投票で過半数を確保できそうな候補者は河野氏がギリギリ行けるかどうか、でしょうか。
次期首相アンケートで上位3者が全てエントリーしそうなので、党員票・地方票は分散しそうです。
復習:選挙概要
総投票数:766票を争います。
議員票383票
地方・党員票383票
1回目の投票で過半数を確保できなければ、上位2名で決選投票です
<河野氏の戦略>
1回目での目標
・党員・地方の5割以上(約200票)
・議員票(約100票)
-麻生派6割(30名強)
-リベラル票(10名強)
-菅・小泉グループ(10名強)
-各派若手(30名強)
-他無派閥(10名)
合計300票
90票、足りないですね!
党員地方票で280~290票、必要ということですね。
これはキツイ。
ただ、反宏池会勢力、いわゆる岸田包囲網が形成されるのではと思います。
それは先日の二階切りが発端です。
決戦投票になだれ込むと、岸田氏優勢になりそうですので・・
-二階派47名
-石破派17名
-石原派10名
合計74票に加え、一定の地方票も加わり、85票は上積み。
そうなると、1回目の投票で過半数がギリギリとれそうです。
自民党総裁選2021、総裁戦展望・予想③:次の首相調査最新情報 [これからの日本]
自民党総裁選2021、総裁戦展望・予想③:次の首相調査最新情報
共同通信が次の首相、最新情報調査を発表。
河野ワクチン相:31.9%
石破元幹事長:26.6%
岸田前政調会長:18.8%
●岸田氏、超UP!!
二階氏切り、大ヒットでした。
今回は派閥の締め付けはできないカオスな状態です。
スタート地点に立ちましたね。
自民党総裁選2021:石破政権誕生は可能なのか?その戦略とは? [これからの日本]
自民党総裁選2021:石破政権誕生は可能なのか?その戦略とは?
石破氏にとって、最大の政敵は安倍氏、麻生氏。よりによって議員票を握る大派閥の領袖です。
あらら・・・
石破政権のためには、この2名の勢力を削ぐ必要があります。
そういった動きは全くしていないようですが・・
清和会と麻生派を分裂させないとだめですよね。
今回の総裁選では、
竹下派(参議院):10名強←難しい?
二階派:50名弱
石破派:17名
地方・党員票:?
100票はいけそうですね。
後は、幹事長と官房長官を餌として、清話会と麻生派の派内対抗勢力を味方につけるしかないですね。
決選投票で、河野氏との争いになった場合、岸田派を味方につけることは可能だと思います。菅-河野ラインは岸田憎しですので。でも麻生氏から河野に入れろと言われたらそれも断れないような・・・二階派と同陣営も無いですね。
【自民総裁選「不要」論】党の「顔」として国政選挙に勝つ、それが首相になる条件だ! 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.119】
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自民党総裁選2021、総裁戦展望・予想②:石破包囲網再び [これからの日本]
自民党総裁選2021、総裁戦展望・予想②:石破氏包囲網再び
安部前首相が無派閥の高市元総務省を支援する意向を清和会幹部に伝えたという報道がありました。
これは、地方票・党員票を石破氏から分散させる狙いがあるのではと思います。
これで高市氏は推薦人20名を集めることは問題無くなりました。
清話会の支援は1部に留まるのでしょうが、保守議連ベテランからの支援も期待できます。
ただ、肝心の総選挙で勝てるのかという視点では難しいですね。
次期首相の選択肢にも上がっていないですし、菅政権で要職に就くことができていなかったのが痛いですね。
あくまで石破氏包囲網ですね。
自民党総裁選2021:菅首相が不出馬表明、総裁戦展望・予想 [これからの日本]
自民党総裁選2021:菅首相が不出馬表明、総裁戦展望
衆議院選が迫る中、選挙基盤がぜい弱な自民党若手の意見が派閥を超え凄まじい威力を発揮し始めました。
選挙に落ちればただの人
70議席減という予測もあるので、70人は必死になります。
70人は誰に票を入れるのか?
選挙の顔として風を起こしてくれるのは誰なのか?
そして、地方票・党員票。
70人と地方票・党員票。まだ様子見ですが、これに派閥の領袖や主流派は乗っかるのでしょう。
●次の首相は誰か?アンケート
報道各社の以前の調査結果をまとめると・・・
1位:河野ワクチン相(麻生派):20%前後(僅差)
2位:石破茂元幹事長(石破派):20%前後
3位:小泉環境相(無派閥):10%強
4位:安倍前首相(実質的に細田派):5%強
6位:枝野立憲民主党代表:5%弱
次回の調査結果で、岸田氏がどれだけ数値が上がるかで決まりますね。
今のところ対象外です。
新立憲民主党の成功は各議員が党に愛着を持ち、長期的な視野を持ち、50年・100年先を見据えること [これからの日本]
合流新党が150名規模になるそうです。
連合は、電力総連以外は新立憲民主党支援で固まりそうでしょうか。
民主党政権の1つのターニングポイントは、消費税増税をキーにした小沢グループの離脱でした。
党内政争は自民党でも激しいようですが、政党を壊すところまでやってしまってはいけないということですね。反小沢グループの方も大人の対応ができませんでした。
離脱が無ければ、野党になることは避けられなかったかもしれませんが、4年は与党を継続でき、少しずつ地方組織の強化も継続でき、という前向きな展望も描けたかもしれません。
おそらく新党首となる枝野氏も、自分よりも年上でかつ現役バリバリのメンバーも多いので、大変だとは思いますが、党を壊さないよう、慎重な党運営をがんばってほしいですね。
ポイント1:原発ゼロ
電力総連を切ってまでも綱領に。すごいですね。これもっとPRした方が良いですよね。新党3大マニュフェスト(死語)などで。原発ゼロといえば小泉元首相・細川元首相。特別顧問などで来てもらっても良いのでは。リベラルカラーを柔らかくすることも大事です。
ポイント2:枝野色をもう少し抑える
細川元首相、鳩山家は、2大政党の1角を担う巨大政党のキーとしては説得力ありましたが、枝野氏はふつうですよね。今や国民民主党との対等合併ではなく、崩れさった国民民主党の残骸を吸収のイメージとなってしまいました。維新との合流は無さそうです。自民党の反主流派が離脱(かつちょっと歴史があるグループ)して合流なんて寝技ができると説得力も増しますが。
国民民主党が分党、2019年参議院選挙結果は大きかった [これからの日本]
国民民主党が分党、2019年参議院選挙結果は大きかった
立憲民主党と国民民主党の合流話は、紆余曲折の末、国民民主党の保守勢力が分党という流れになりそうです。
2019年参議院選挙で、国民民主党は躍進できず、立憲は議席数を伸ばすことに成功しました。それまではどっちもどっちとも言えましたが、明確に立憲が野党の旗頭として認識されたことになりました。
比例票は与党よりも与党以外の合計の方が多かったです。
与党以外イコール野党ではないですが、1つの塊になることが重要だと広く認識されている状況かと思います。
連合も両方に気を使ってきましたが、合流新党への参加を議員に促すなど決意しました。
玉木代表は、2019年参議院選挙、金を惜しまず、何としても議席数を伸ばす努力をすべきでした。
時代の移り変わりは早いですね。
これで、自民党の次期総裁も選挙に強いということが必須になりましたね。
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石破政権天下取りの戦略 [これからの日本]
支持率は高いが、自民党内での人気は低いと言われている石破氏
次の総裁選では、下記がポイントになるのかと思います
1.次期衆議院選挙で勝てる(支持率が高いので問題無さそう)
2.支持基盤の骨格を定める
A:石破派:19名
B:二階派:46名(37,9)
C:竹下派:54名(33,21)
3.石破派と竹下派を合流させ、竹下派の総裁候補として出る
竹下派からの他候補応援を極力防ぐ。合計110名。
4.清和会の下村・稲田議連を味方につける
清和会を切りくずさないと過半数が見えません。下村氏に副総理兼財務、もしくは官房長官、稲田氏に外務もしくは政調会長などのポストを提示。
ここから清和会の40名ほどを。これで150名。
5.小泉進次郎グループ:上記以外で50名ほどは潜在化しているのではと見ています。
これで200名。
反主流派:麻生派55名、宏池会47名、清和会安倍G
中道保守新党準備議連(維新・国民民主右派新議連)「新しい国のかたち協議会」、国民民主党からは約15名参加か [これからの日本]
中道保守新党準備議連(維新・国民民主右派新議連)「新しい国のかたち協議会」、国民民主党からは約15名参加か
報道によると、中道保守新党準備議連(維新・国民民主右派新議連)「新しい国のかたち協議会」の設立総会には国民民主党からは9名から10名が出席とのこと。
国民民主党執行部からの締め付けで、数名が出席を取りやめたようなので、水面下では5名~10名は参加組がいると考えられます。
令和2年4月27日現在、衆議院会派は下記のとおりです。
<与党>
自由民主党・無所属の会(自民):285(21)
公明党:29(4)
<野党>
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム(立国社):119(17)
<野党他>
日本共産党:12(3)
日本維新の会・無所属の会:11(1)
希望の党:2(0)
無所属:7(0)
計:465(46)
自民党から見れば、野党第1グループ(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム(立国社))が分裂するので良い話ですね。
ただし現時点での話であり、将来的には政権交代が可能かもしれない中道保守、第2保守の新会派が誕生するので、対策を練るべきでしょう。
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