後漢光武帝に見るマネジメントチームの作り方 [ボスの条件・CEO]
後漢光武帝に見るマネジメントチームの作り方
前漢から国を簒奪した新の滅亡後の争いに勝利し、後漢を建設した光武帝劉秀。
人望を備え、圧倒的な武力を有し、統一を実現。
劉秀が河北を平定し皇帝に即位した時点で、建武元功二十八将が活躍していた。
その筆頭が「鄧禹」。軍歴から言えば鄧禹に勝る武将は他に多くいる。
鄧禹の凄いところが二十八将のうち、2位である呉漢、3位の賈復、5位寇恂、12位銚期は鄧禹の推薦により光武帝に取り立てられたことである。呉漢は口下手、売り込みが下手。賈復はプライド高く周囲といざこざ。寇恂は新参もの。いづれも鄧禹の取り成しにより成功したのである。
元々、学生時代からの親友であり、信頼関係があったということも重要。
チンギスハンとボオルチュのような関係ですね。
また鄧禹がいると部下の団結力が強まったと言われています。聞き上手だった鄧禹がいるとチームワークがよくなるということでしょうか。豊臣秀長のような存在ですね。
劉秀のように武力も知力も政治力もあるオールマイティータイプにとっては、孔明や張良のような軍師タイプではなく、鄧禹のような部下が重要だったのですね。
2018-06-05 21:33
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