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サイバーエージェント 経営戦略 ”王道”の経営　[マネジメント・人間学] [編集]

業績拡大が続くサイバーエージェントの経営は従業員重視の”王道”路線。

【２００８．１１．１１】　２００８年９月期業績発表
売上高は、87,097百万円と、10期連続の増収を達成。営業利益においては、2度の上方修正後の予想を、4,629百万円と上回りました。

【２００８．１０．４】

今回の「妙」は”生え抜き”の抜擢でしょう。
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10150980853.html

当社の最大の部門である広告代理本部の担当役員には２０００年の新卒入社である岡本保朗 を抜擢しました。 初の新卒出身役員。あとに続くひとたちの目標になるようがんばって。

もう1人の役員選出者も生え抜きの曽山哲人氏。

現場から見れば、やる気でますよね！！

補足。以下同社プレスリリースより。

サイバーエージェント、取締役の異動について [ 2008年10月03日 ]

株式会社サイバーエージェント(MTH:4751)は、2008年10月3日、当社取締役会におきまして、当社の取締役交代制度「CA8」に基づき、下記の通り取締役の退任および、2008年12月19日開催予定の定時株主総会に取締役の選任について付議することを決議いたしましたので、お知らせいたします。 1.新任取締役候補(2008年12月19日 定時株主総会提案予定) (1)異動の内容 (　)現役職名 -------------------------------------------------------------------- 取締役 曽山 哲人 (人事本部長) 取締役 岡本 保朗 (インターネット広告事業本部 統括本部長) --------------------------------------------------------------------

曽山氏は１９９９年、岡本氏は２０００年に入社。古くから会社を支えてきたいわば生え抜き。今回の抜擢は中堅・若手のモチベーションをＵＰさせることになるのではないか。「俺にもチャンスがある！」と考えますよね。転職組ばかり厚遇されるとメンバーのモチベーションは下がります。まるでどこかの球団のように・・・

もう１つは、お二方ともインターネット広告事業のＴＯＰを経ているということ。本業重視のアピールとしても効果大。

2.退任取締役 ------------------------------------------------------------------------------ 株式会社シーエー・モバイル 代表取締役社長 外川 穣 (専務取締役) 株式会社マイクロアド　　　　代表取締役社長　渡辺　健太郎　(取締役) ------------------------------------------------------------------------------

グループ企業のＴＯＰと本社役員の兼任は大変なはず。モバイルも行動ターゲット広告も同社グループにとって重要な成長事業なので、専任となって良かったのではないでしょうか。

3. CA8とは 当社独自の取締役交代制度です。建設的な取締役会運営のため取締役の人数を8名と定め、2年毎に原則2名の取締役を入れ替えます。事業戦略にあわせた役員構成とし、経営人材を多く保有することで強い会社組織体をつくり、業績拡大を目指すため、2008年より開始いたしました。

事業戦略にあわせた役員構成というのは重要ですよね。メディア事業３名⇒１名、広告代理１名⇒２名、投資事業１名⇒０名。

- 新経営体制 代表取締役社長 CEO(最高経営責任者) 　藤田 晋 専務取締役 COO(最高執行責任者) 西條 晋一 専務取締役 メディア事業管轄 日高 裕介 常務取締役 経営本部管轄 中山 豪 取締役 技術部門管轄 宇佐美 進典 取締役 広告代理事業(グループ)管轄 高村 彰典 取締役 人事本部管轄 曽山 哲人 取締役 広告代理事業(本体)管轄 岡本 保朗 - 旧経営体制 代表取締役社長 CEO(最高経営責任者) 藤田 晋 専務取締役 メディア事業管轄日高 裕介 専務取締役 投資育成事業管轄 西條 晋一 専務取締役 メディア事業管轄 外川 穣 常務取締役 本社機能管轄 中山 豪 取締役 技術部門管轄 宇佐美 進典 取締役 広告代理事業管轄 高村 彰典 取締役 メディア事業管轄 渡辺 健太郎

人事部門も重視！