血縁主義or能力主義

太公望は同僚である周公と人材について論じた際、周公が血縁主義で身内を優先すべきといったのに対し「そんな国は外との友好が薄く諸国から領土を削り取られるだろう」と反対した。周公は能力主義の太公(呂尚)に「あなたのようなやり方では家臣に乗っ取られるだろう」と応じた(『呂氏春秋』「仲冬紀・長見」)。果たして、周公の魯は周辺諸国との軋轢で摩滅し、太公望の斉は大臣の田氏による簒奪を受けて滅亡した。


どちらが正しいのでしょうか・・・難しいですね。


殷周伝説 全22巻―太公望伝奇 (希望コミックス)

  • 作者: 横山 光輝
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2005/08/01
  • メディア: コミック



能力主義管理の国際比較

  • 作者: 佐久本 朝一
  • 出版社/メーカー: 東京図書出版会
  • 発売日: 2010/03/24
  • メディア: 単行本



ユダヤ商法と華僑商法―合理主義vs地縁血縁主義

  • 作者: 宮崎 正弘
  • 出版社/メーカー: オーエス出版
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本