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日本の将来:フランスのライフスタイルとは [これからの日本]

日本の将来:フランスのライフスタイル

日本の将来を考えるためにとても良い記事がありました。
クーリエ・ジャパン:リアルな生活実感が知りたい!フランス人の「家計簿」
http://xbrand.yahoo.co.jp/category/lifestyle/6209/1.html
フランスを見習え!?

夫婦と子供2人の4人家族で暮らすマニュアリ家のライフスタイル

彼らの住まいはパリ北部10区の庶民的なエリアにある。アパルトマンの床面積は75平方メートルで、97年に12万ユーロ(当時はフラン建て)で購入した。「すでにローンは支払い済みですが、不動産価格が大きく高騰したので、現在ならパリ市内に部屋を買うのは難しかったでしょう。同僚たちもあきらめて郊外に住むか、賃貸を続けています」


適当な価格での不動産の取得

ご主人のアクセル(44)は市内の高校で生物・科学を教えている。月収は2100ユーロ(約23万円)ほど。妻のブリジット(41)も郊外の高校で生物学を教えており、月収は3000ユーロ。2人で年収約6万ユーロほどなので、パリの住民としては中流層といってよいだろう。ちなみにフランスの給与体系は日本のように年功序列式ではないので、年を取れば給与が上がるということはない。あるとしても非常に緩やかな上昇だ。また、年2回のボーナスも存在しない。


共働き

2人の子供には家族手当が支払われている。日本の子供手当に相当するものだが、フランスの手厚い家族政策の一つとしてよく例に挙がる。第2子に月額124 ユーロ、第3子以降は1人159ユーロ(つまり一人っ子はもらえない)が給付される。さらに11~19歳の子供には35~60ユーロほどが加算されて支払われている。


子ども手当

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「家計に少し余裕ができたので、夢だったお手伝いさんを雇い始めたんです。週に一度だけですけれどね」 経済的に不安定な人に職を紹介するNPOが斡旋してくれるお手伝いで、週に4時間、月160ユーロだというので、かなりリーズナブルだ。日本ではそもそもこのように安いお手伝いサービスは存在しないし、教師の夫婦がお手伝いさんを雇うというのはちょっと考えられない。


共働き夫婦を支援する仕組み

決して贅沢な消費はしない。でも家族と過ごす時間は大切にする。いかにもフランスらしい価値観だといえるだろう。


見習いたいですね

会社や地域社会が担ってきた役割を国が引き受けるかどうか、つまり日本がフランスのように“大きな政府”を志向するべきかどうかという議論が必要になります」ちなみにフランスのGDPに占める政府の歳出の割合は60%前後。一方で日本や米国は30%台後半なので、フランスが日米と比べていかに大きな政府かということがわかるでしょう。ある意味で、社会主義といってよいかもしれません。もう一つ興味深いデータがあります。所得の再分配と相対的貧困率に関するものです。グラフ1を見ればわかるように、フランスは市場所得ベースでは24%と高めの貧困率になっています(日本は16.5%)。ところが、税を徴収し、各種手当などを再分配した後の貧困率は、日本が13.5%とやや減少したに過ぎないのに対して、フランスは6.0%と劇的に下がっているのです。これはフランスのみならず、他のヨーロッパ諸国でも同じです。つまり、日本政府による所得再分配は、フランス政府のそれに比べて格差是正の機能が弱いということがわかります。


現在の日本は米国型なのですね。今までの民主党はそれを欧米型に変えようというマニフェストでした。財源問題はともかく。


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2016-05-02 14:47  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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