川崎市が津波予測 「慶長型地震」で最大死者5816人

産経新聞 2月5日(火)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130205-00000599-san-soci

震源域は房総半島から静岡県沖と設定し、最大津波高は3・71メートル。浸水深(地面から水面までの深さ)は最大3メートルで浸水面積は臨海部に位置する川崎区の約45%に当たる約18・3平方キロメートルに及ぶ見通し。市は津波対策として避難先への避難を基本に据えている。学校や商業施設、工場など75カ所を避難施設と設定し、今後も増やす予定だ。「自分の身は自分で守る」との観点で啓発を行う。
 また、市はマグニチュード(M)7・3規模の川崎市直下型地震が起きた場合の被害想定も見直した。最近の調査でフィリピン海プレートの地盤が1・8キロ深いところにあることが分かったため、国の地震防災戦略に基づいた前回調査時(平成22年11月)よりも被害が軽減される見通しだ。
 死者は約820人(前回1140人)で市内の全建物総数の約8・9%に当たる2万2300棟が全壊するが、最大で前回時よりも1万1560棟減少する。ただ、下水道の支障や停電などは前回より被害が拡大し、川崎駅(川崎区)や新百合ケ駅(麻生区)など市内主要駅での滞留者は13万5千人に上るという。


川崎の直下型地震の被害想定があるのですね。
主要駅の滞留者支援は大変そうです。


川崎本 (エイムック 2528)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2012/12/24
  • メディア: 大型本